【 画素数と解像度 】意味や違いは? vol.2

※今回は、前回の【 画素数と解像度 】意味や違いは? vol.1 のお話の続編となります。

カメラレンズは「十分な解像度のあるレンズ」であることが基本的に重要ですから「解像度が低い場合はキレイな画像とは言えません。であれば、逆に「解像度が高い場合ならキレイな画像なのか?と言えば実は、そうとも言えないのです。

カメラの画素数や(フレームあたりの)解像度 が示す数値はどれだけ緻密な画像が再現可能か?」推し量るものではありますが、【 画質 というのは緻密さ以外にも色合い・滑らかさ・コントラストなど様々な要素が絡んでくるのです。

【 画素数 だけをとってみてもフルカラーか?単色か?の違いがあるので一概に【 解像度と画素数 】だけで画質の判断ができるものではないということです。

これら様々な要素の絡みから
「画素数が多い」から「画質がキレイ」とはなりませんし、逆に「画素数が少ない」方が「画素数が多い画像よりキレイ」ナンテことも良くある話です。

要するに ” 画像データの質 ” の違いを識って判断するものなのです。


例えば、「レンズが結ぶ像」「撮像側の解像度」に対し解像力不足していますとピントが合っているのにボケた感じの画像になってしまいます。「撮像側の解像度」というのは「画素数よりも高い解像度」を現わせませんから「画素数よりも低い解像度」が現われるわけです。

画像データは【 撮像素子 】の前にある
【 ローパスフィルター(= ハイカットフィルター)処理 】や、画像データになってからの【 シャープネス・アンシャープ】処理等で作成され、それら処理方法によって画像データが【 画素数 】を有効活用できるか否かが、必然的に決まります。

そこで、像の解像度を悪くする【 ローパスフィルター】処理を通して【 シャープネス 】を上げ、【 仮の像(=解像している感じの像) 】を作成し、再度【 アンシャープ】処理で「それらしく」見せているのが現状のデジカメなのです。

※近頃「オリンパス」は解像度を高くする為に、【 ローパスフィルター】を弱めて【 画像処理 】精度を上げる工夫をしていますし、「ニコン」に至っては【 デジタル一眼レフ・D800E 】は「3600万画素」を有効活用する為にあえて【 ローパスフィルター】を取り除いたようです。
【 単板の撮像素子 】よりも3板の【(3層の撮像素子をも含む)撮像素子 】の方が強い【 ローパスフィルター】が不要ということで解像度は上なのです。

「レンズ」「撮像素子」「画像処理」による「画像データの解像度」が低い場合に例え、「画素数」が多くあったとしても、キレイな画像とはなり得ません。

メーカー側は、常に創意工夫して画素数に見合う解像度を持つよう進めてはいますが、高級品を含めても多くの場合、なかなか完全とはいかないようですが、出来るだけ正しい知識を持った上で判断したいものです。